初めて執筆をしました

この度, ご縁があって「WEB+DB PRESS Vol.105」の Firebase 特集の 第 2 章を執筆させていただいたので, その感想などを残しておきます.

きっかけ

きっかけは所属する会社からの経由で, 技術評論社様より Firebase 特集の執筆依頼を受けたので, 過去に Firebase に関連するディベロッパーズブログを公開したというだけで執筆候補に選ばれました. そして, あまり深く考えず, 滅多にない機会だからという理由で引き受けました. 私は, この依頼を受けるまで, 技術雑誌や書籍は, その技術のスペシャリストであったり, 有名であったり, フォロワー数の多いエンジニアが執筆するものだと思っていました (もちろん, そういう方のほうが, 依頼の確率は高いでしょう). 私は, 別に Firebase に関して詳しいわけではなく, ちょこっと業務で使ったというレベルでした. したがって, 執筆の依頼をいただけるかは, 正直, 運や縁なのかなぁーと今回の執筆を振り返って思いました.

執筆業

以下は, 実際に執筆してみて大変だったことです.

  • Firebase 初心者が対象だったので, その視点で執筆する
  • 雑誌なので, 分量調整が意外と大変
  • ちょっと長いコードになるとすぐに改行しないといけない
  • 2 人で執筆したので, 説明の粒度や文章のクセなどを統一する必要があった
  • 通常業務追い込みと執筆の追い込みが重なって死にそうな週があった

… などでしょうか. 私は, ニート時代に WEB SOUNDER という Web Audio API の解説サイトを制作して意外と好評を得た経験があるのですが, Web はその性質上, 分量調整など細かいことに気を配る必要はあまりないですが, やはり, 雑誌という媒体上, 分量調整は想定してた以上に大変でした.

結論

正直, 報酬だけを目当てにするならやらないほうがいいと思います (笑). そうではなく, 1 つのアウトプットの機会ととらえたり, そのアウトプットをより多くの人に読んだいただいたり, また, 執筆をとおして, 業務では会うことのない方と仕事をしたり … そういったことに醍醐味があるような気がします. また, 執筆をしたいかと問われたら, 答えは YES です (できれば, Web Audio API の書籍がいいですね) !

明日, 2018 年 6 月 23 日 (土) 発売です. 少しでも多くの人が, Firebase にふれる機会になればと思います.

コンピュータサイエンスの世界に入って 10 年が経ちました

Prologue

今日, 2018 年 5 月 6 日は, 私がコンピュータサイエンスの世界に入って 10 年が経った日です. つまり, 2008 年 5 月 6 日にコンピュータサイエンスの世界に入りました. きっかけは … 大学時代, とりあえず建築学科に進学しましたが, やる気なしおちゃん … 3 年を棒に振りました. しかし, 大学 4 回生のときに受講したプログラミングの講義をきっかけにこれなら熱中できるかも … と強引な予測のもと, とりあえず基本情報技術者の資格を取得しよう … それが始まりでした. つまり, 10 年前の今日, 基本情報技術者の 1 回目の講義日だったわけです. 普通の人は, いまどきだと, iOS アプリを作ってみたいとか Web アプリを作ってみたいとかプログラミングがコンピュータサイエンスの入り口という方が多いと思いますが, 私の場合は, きっかけがちょっと変わってますよね.

2008

約 3 ヶ月の学習の末, 基本情報技術者を取得することができました. 就職活動もやめていたし, 大学生活が不完全燃焼ということもあって, 専攻を変えて大学院に進学することを決めました. 院試のために, C 言語の基礎中の基礎みたいなのを独学で学びました. 朝は, 大学の図書館で院試の勉強, 昼から夕方まで卒論, 夕方から22 : 00 まで再度, 大学の図書館で院試の勉強という生活が半年ほど続きました.

2009

何はともあれ, 北陸先端科学技術大学院大学に進学したわけですが, 初めて実際にプログラムを書いたり, UNIX OS (Solaris) に触れたり, LaTex に苦戦したりの前半半年を過ごしました. 進学当初は, 音楽が好きだったこともあり, 楽器メーカーで電子楽器の製作 (組み込みプログラミング) をしたいと考えていましたので, 音情報処理研究室を選択しました. しかし, 結構な誤算で音の物理特性や音信号処理の数学には強くなったものの, あまりプログラミングをしたり, コンピュータサイエンスを学んだりするような専攻ではなかったので徐々にモチベーションは下がっていきました.

2010

研究のモチベーションがあがらない, 就職活動でなんども北陸 <-> 東京の往復, 強制収容所での生活などのストレスが重なり, うつになりました.

2011 – 2014

My Library を参照してください.

2015 – 2016

D 社に新卒入社. しかし, まともにプログラミングさせてもらえず, テスター・社内ニートになり, ここでいたら自分の目的, すなわち, 東京のレベルの高い Web 企業でスキルを向上させることが達成できないと考え, 2016 年 10 月 31 日で退社しました. そして, 2016 年 11 月 1 日に C 社に転職しました.

2017 – 2018

たまたま受検した, 応用情報技術者試験をきっかけにコンピュータサイエンスを学ぶ楽しさやスキル向上のために東京にきたことを思い出し, できるだけ仕事を早く終わって, 東京都立図書館にいって学ぶ毎日 … とても充実しています !

Epilogue

この 10 年間を振り返ってみると, いくつかのターニングポイントがあったように思います.

  • 基本情報技術者試験の学習を始めたこと
  • 大学院に進学したこと
  • うつになったこと
  • Y 社から内定をいただき, 入社辞退したこと
  • JavaScript, Web Audio API に出会ったこと
  • 学生 1 年 + ニート 1.5 年 + アルバイト 1.5 年 の 4年間
  • 東京にきたこと
  • 応用情報技術者試験をきっかけに, 忘れかけていたことを思い出したこと

次は, どんなターニングポイントが待っているのかわかりませんが, いつどこでどんなターニングポイントが待っていようと, 自分のやりたいことをやるだけです. 通勤中に自分のプロダクトを実装したり, 技術書を読んだり, 仕事で学んで, 早く帰って図書館にいって学ぶ … もしかすると, そういったルーティンが自分にとってよきターニングポイントを呼び寄せるのかもしれません.

テストコード

クライアントサイドのJavaScriptは、その動作にWebブラウザが必要で単純にテストコードを書いてテストをするという具合にはいきませんでした。しかし、最近のテスティングフレームワークの中には、その点を克服しつつ、クライアントサイドを含めたJavaScriptのテストを行いやすくするものが出てきている

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1210/04/news113.html

テストもきちんとやっていこう…